第4号 目次
・巻頭言 松野 崇
・国立国会図書館訪問インタビュー
・シリーズ著作権『肖像権』 雪丸真吾
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巻頭言
日本肖像写真家協会
会長 松野 崇
日本肖像写真家協会は昭和22年(1947)に『全国肖像写真家連盟』という名で発足、初代会長吉川富三氏によって日本全国の著名な営業写真家を啓蒙して、戦後の写真技術の向上と育成発展の基礎と作家交流のため、昭和23年(1948)より毎年展覧会を計画して全国組織になって行きました。
第50回展では上海市撮影家協会の作品を招待して国際交流展を致しました。
第51回(2000年)には交流の場を上海市撮影家協会主催による、第5回世界撮影芸術写真展に日本から招待作として海を渡り作品を陳列致しました。
当初は500名以上の出品者がありましたが、入選作が50点の発表で狭き門故に現在では100名弱となっています。
画集に収める作品は年々の展覧会入選作で作者は常に自覚を持ち現代の作品として恥ずかしくないものを提唱して絶えず営業写真家の尖端にたって社会的な運動を実践してきました。
日肖写会員は著作権を堂々と主張し得る肖像写真を作ることを目指しています。
機械が写すのではなく “心の目、光と影を大切にし、観察力・心の広さ・感性で、もう一つの見方ができた時、内面や性格などが写る” そんな勉強会を年1回行っています。