【第13号 目次】
P2 最新ニュース
「不正使用パトロール最新事情」
P4 スペシャルレポート
動画と静止画の著作権(2)
「取材現場から見た動画と静止画」
P6 寄稿
「舞妓写真判決」
JPCA監事 酒井憲太郎
ダウンロード: JPCA-NEWS-013.pdf
不正使用パトロール最新事情
旅先で撮影した絶景の写真。
せっかく撮影したのだからとブログにアップしたら、何者かに盗用されて旅行ガイドのサイトに使われていた…
今や珍しい事件ではなくなりつつあるネット上での著作物の盗用。
アマチュアの方々の中には「光栄なこと」と喜ぶ向きもあるようだが、自身の作品にこだわりを持つ、また業務として写真を撮影する者にとっては由々しき事態である。
こういった盗用は明らかな犯罪行為であり、刑事民事両方の法的責任を問われるべき行為だが、そもそも被害者(この場合撮影した写真家)が被害を受けたことに気づくことは非常に稀だと言えるし、盗用する側にも
「簡単にはバレない」と言う思いがあることも事実だろう。
しかし、テクノロジーの進歩はそんな不埒を許さなくなっている。
そこで今回は写真の不正使用を発見する技術やサービスについての最新事情をご紹介したい。